春のきざし ウンベラータのこと

岐阜市の不動産会社 土地のすみ の鷲見です。立春を過ぎて、少し暖かくなってきたと思ったら寒波がやってきたり。春本番はまだまだ先のようですが、事務所にもちょっと春が来ました。

こちらの観葉植物。フィカス・ウンベラータという種類の熱帯アフリカ原産の植物です。葉っぱの形がハート形でかわいくて、事務所のシンボルにと思い開業時に購入したものです。

ところが、12月の雪の積もった寒い寒いある朝、事務所に出勤してみると。ウンベラータの葉っぱがすべてだらんと垂れ下がり、色は何やら茹でたほうれんそうのよう、といったなんとも悲しい悲惨な姿になってしまっていたのです。

そりゃそうです、夜間氷点下の事務所に放っておかれたらもともとアフリカ生まれの植物が健康に過ごせるわけがありません。

なんとも申し訳ないことをしてしまったと落ち込んで、家に持ち帰り、葉っぱはあきらめて鋏ですべて切り落とし。もう枯れちゃってるかも知れない、こうして置いておいても無駄かも、という気持ちと闘いながら、暖かいリビングで年末年始と様子を見ました。
とにかく、葉っぱがなかったら見かけは植木鉢に刺したただのくねくねした棒です。見るたびに可哀そうで胸がちくっとしていたのですが。

あれから2ヶ月ほど経ったでしょうか。なんと! 昨日、根っこ近くに緑色の新芽らしきものを発見。そして今日再度確認すると、新芽は昨日より大きくなっています。一日で確実に成長しています。

そして、よくよく見ると、幹の上部にもところどころこんな新芽の赤ちゃんが出ています。
やっぱり枯れてはいなかったんだ、よかった~、と本日はとても幸せです。

春は着実に近づいて来ていますね。

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