不動産売却 のスタートは不動産の 価格査定 からです。
不動産の価格には取引の相場があります。また、それぞれの不動産ごとの特徴によっても売れる価格は上下します。
ご所有の不動産がいくらの価値があるのか、知りたくなったら不動産会社に査定を依頼しましょう。この価格査定はどこの不動産会社でも無料で行われるのが一般的です。
不動産の価格査定、どこに頼めばいいの?
不動産を売却しようと思ったとき、まず気になるのが「自分の不動産はいくらで売れるのか」ということ。そのためには不動産会社に価格査定を依頼する必要がありますが、どこに頼めばよいのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
地元の不動産会社にも声をかけてみましょう
大手の不動産会社は知名度や安心感があるため、まず最初に依頼する方が多いかと思います。ただし、大手だからといって必ずしも高く売れるとは限りません。地域の事情に詳しい地元密着の中小不動産会社の方が、そのエリアのニーズを的確に把握していて、より現実的な査定価格を出してくれることもあります。
できれば、大手1~2社と、地元の信頼できそうな会社1~2社の計3~4社程度に依頼して、査定額や対応を比較してみるのが理想的です。
ただし、あまりに多くの会社に依頼しすぎるのは避けましょう。情報が錯綜して混乱しやすくなりますし、しつこい営業電話が増えてしまう可能性もあります。
不動産の価格査定方法や用意したい書類
現地調査
不動産売却 のための査定には、机上査定と現地査定があります。 おおまかな土地の価格がお知りになりたい場合、かんたんで早い机上査定も有用ですが、不動産の特徴を見極め売れる適切な価格を提示するためには、現地での調査のうえでの査定がおすすめです。
現地調査では、下記のようにたくさんのポイントをチェックします。
敷地の形状 | 広さ・形状・傾斜など |
敷地の境界 | 隣地との境界・境界標の有無など |
敷地内の状況 | 塀・物置・車庫・樹木・井戸など |
接道 | 接道の長さ・接道の幅員など |
近隣の条件 | 越境の有無・周囲の建物・高圧線など |
ライフライン | 上下水道・ガスなど |
建物の状況 | きれいさ・日当たり・増改築など |
使用状況 | 居住中か空家か・駐車場利用・賃借など |
周辺環境 | 駅やバス停・交通や買い物の便・騒音・匂い・振動など |

用意したい書類
不動産売却 の査定依頼をされるのに特に必要な書類はありません。
登記済権利書または登記識別情報 | 不動産売却には必ず必要な書類です。早めにお手元でご確認ください。査定段階でご提示いただく必要はありません。 |
実測図・境界確認書・越境覚書 など | あれば見せていただけますと査定の参考になります。 |
査定結果の見方
不動産会社に価格査定を依頼すると、出てくる金額は会社ごとにばらばらで、いったいどれが本当でどれが間違っているのか・・・??? と戸惑う方も多いのではないかと思います。
そんな複数の査定に迷ったときの考え方です。
査定額は「参考価格」 高ければいいというものではありません
査定を依頼すると「3,000万円くらいで売れますよ」といった価格を提示されますが、これはあくまで想定される販売価格の目安です。
特に仲介による売却の場合、「この金額で売れたらいいな」という希望価格に近いものを提示されることもあり、実際にはもう少し下がることもあります。高い査定額に期待しすぎず、「この価格なら売れる可能性がある」という現実的な視点も持ちましょう。
焦らず、冷静に、納得できる売却につなげるためのヒントになれば幸いです。
① なぜ不動産会社ごとに査定額が違うのか?
実は、不動産の査定に“正解”はありません。
査定価格は、周辺の取引事例・物件の状態・販売戦略などをもとに、各会社が独自に「このくらいで売れるだろう」と判断して提示している金額です。そのため、同じ物件でも不動産会社によって数百万円単位で差が出ることもあります。
② 高い査定額を出した会社=良い会社、ではない
一番高い価格を出してくれた会社に任せたくなる気持ちはよく分かります。
ただし中には、媒介契約(売却の依頼)を取りたいがために、実際より高い査定額を提示する会社もあるのが実情です。結果として、売り出しても長期間売れず、後から価格を下げることになるケースも少なくありません。
大切なのは、「その金額で売れる見込みがどれくらいあるのか」「根拠が明確に示されているか」を確認することです。
③ 見るべきは「査定額」より「根拠」と「提案力」
査定結果を比較する際に、注目すべきポイントは次の3つです。
・査定額の内訳や説明が具体的か・・・近隣事例や計算方法を明示しているか
・売却戦略の提案があるか・・・「この価格帯で反応を見ながら動きましょう」など柔軟なプランがあるか
・担当者の対応が丁寧で信頼できるか・・・質問に的確に答えてくれるか、売主側の事情に配慮してくれるか
これらを踏まえたうえで、「査定価格が妥当か」「この会社に任せて安心か」を見極めることが、不動産売却成功への第一歩です。
査定 ~番外編~ 買取依頼の場合の査定
また、買取を前提とした査定の場合は、どうしても金額が低くなる傾向があります。買取業者が買い取った後に転売して利益を出すため、その分のコストを引いた価格になるためです。
査定 ~番外編~ 岐阜市や近郊に多い広大な農地の売却査定
宅地分譲に向いた広い農地などでは、分譲業者や建売業者に不動産会社が仲介して売るというケースもあります。こういった事業者様に売る場合は、価格はやや下がる傾向があるものの、買主様の資金面が安定しておりキャンセルなどのリスクが低いことや、スムーズな流れで確実性の高い取引が期待できます。
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